KDDI、北海道の地震に伴い日本初の船舶型基地局を運用開始
- 2018年09月08日
- KDDI-総合
KDDIは北海道で発生した平成30年北海道胆振東部地震に伴い、日本初となる船舶型基地局の運用を開始したと発表した。
北海道では2018年9月6日の3時8分頃に北海道胆振地方中東部を震源とする最大震度7を観測した地震が発生し、その影響で停電や土砂崩れなど大規模な被害が確認されている。
KDDIは被災地における通信設備への電力供給が不透明な状況を考慮し、日本で初めて船舶型基地局の運用を開始する。
KDDIの全額出資子会社であるKokusai Cable Ship (国際ケーブル・シップ:KCS)が保有する海底ケーブル敷設船のKDDIオーシャンリンクに基地局を搭載しており、KDDIオーシャンリンクを日高沖に停船させて、海側から沿岸地域を中心にエリアの復旧を図る。
これにより、地震の影響で陸上の基地局が十分に機能していないエリアでも、auの顧客に対して携帯電話サービスを利用できるようにするという。
また、KDDIオーシャンリンクは被災地への飲料水や非常食などの救援物資も搭載および運搬しており、避難所などに提供する予定とのことである。
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