台湾の携帯電話事業者5社が期間限定で日本におけるデータローミングを無償化
- 2018年09月08日
- 海外携帯電話
台湾の移動体通信事業者(MNO)であるAsia Pacific Telecom (亞太電信)、Chunghwa Telecom (中華電信)、Far EasTone Telecommunications (遠傳電信)、Taiwan Mobile (台湾大哥大)、Taiwan Star Telecom (台湾之星電信)は日本で発生した大規模な台風と地震の影響を考慮して、日本におけるデータローミングを期間限定で無償化すると明らかにした。
日本では平成30年台風第21号(チェービー)と平成30年北海道胆振東部地震の影響で、それぞれ西日本と北海道に大規模な被害を与えた。
関西国際空港(KIX)や新千歳空港(CTS)が一時的に閉鎖されるなど、台湾人を含む多くの訪日外国人の交通手段にも影響を及ぼした。
これら災害の影響で日本を出国できない顧客に対して連絡や情報収集を支援する目的で、利用する料金プランなどに条件はあるものの、期間限定で日本におけるデータローミングを無償化している。
Asia Pacific Telecomは発表から2018年9月8日の23時59分59秒(国家標準時間)まで、Chunghwa Telecomは2018年9月7日の0時(同)から2018年9月8日の23時59分(同)まで、Far EasTone Telecommunicationsは2018年9月7日の0時(同)から24時(同)まで、Taiwan MobileおよびTaiwan Star Telecomは申し込みから24時間にわたり無償でデータローミングを提供する。
Far EasTone Telecommunicationsの顧客は同社の少数株主でもあるNTT DOCOMOのネットワークを利用する必要があり、Taiwan MobileおよびTaiwan Star Telecomは2018年9月7日の0時(同)から2018年9月8日の23時59分59秒(同)までに申し込む必要がある。
なお、Far EasTone Telecommunicationsに対するNTT DOCOMOの出資比率は約4.7%となっている。
Asia Pacific Telecom
Chunghwa Telecom
Far EasTone Telecommunications
Taiwan Mobile
Taiwan Star Telecom
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