Samsung Galaxy S10+ 5GにはExynosとSnapdragonの2種類を用意か
- 2018年10月04日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が開発中のスマートフォン「Samsung Galaxy S10+ 5G」にはチップセットがSamsung ExynosシリーズとQualcomm Snapdragonシリーズの2種類を用意する可能性が浮上した。
Samsung Galaxy S10シリーズのコードネームとしてはbeyond0、beyond1、beyond2が知られており、beyond0がSamsung Galaxy S10の下位版、beyond1がSamsung Galaxy S10の上位版、beyond2がSamsung Galaxy S10+となる。
Samsung Galaxy S10シリーズで最上位のスマートフォンがSamsung Galaxy S10+となり、第5世代移動通信システム(5G)に対応したSamsung Galaxy S10+ 5Gも用意される。
公開前のSamsung Galaxy S9+向けAndroid 9 Pie VersionのファームウェアにSamsung Galaxy S10シリーズのコードネームが発見されており、ファイル名はbeyond0lte、beyond0qlte、beyond1lte、beyond1qlte、beyond2lte、beyond2qlte、beyond25g、beyond2q5gが確認されたという。
beyond25gおよびbeyond2q5gがSamsung Galaxy S10+ 5Gに該当する。
ファイル名はチップセットがQualcomm Snapdragonシリーズであればqが入るため、beyond25gはSamsung Exynosシリーズのチップセットで、beyond2q5gはQualcomm Snapdragonシリーズのチップセットと考えられる。
Samsung Exynosシリーズのチップセットであれば、通信モデムとしてSamsung Exynos Modem 5100を統合すると思われる。
Qualcomm SnapdragonシリーズのチップセットとしてはQualcomm Snapdragon 8150 Mobile Platform (SDM8150)を採用するとの情報があり、通信モデムはQualcomm Snapdragon X50 NR Modemを統合する可能性がある。
Samsung Exynos Modem 5100およびQualcomm Snapdragon X50 NR Modemはいずれも5Gの要求条件を満たすために3GPP (3rd Generation Partnership Project)で規定されたNR方式に対応する。
これまでSamsung Galaxy S10+ 5Gは韓国のみで販売するとの報道も出ていたが、2種類のSamsung Galaxy S10+ 5Gを準備している模様で、韓国以外でも発売すると思われる。
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