マレーシアのDigiが2018年Q3の業績を発表
- 2018年10月20日
- 海外携帯電話
マレーシアのDigi.Comは2018年第3四半期の業績を発表した。
2018年第3四半期の連結売上高は前年同期比0.1%増の15億7,200万マレーシアリンギット(約422億円)、EBITDAは前年同期比0.3%減の7億2,500万マレーシアリンギット(約195億円)、EBITDAマージンは前年同期比0.2ポイント減の46%、当期純利益は前年同期比4.4%減の3億6,800万マレーシアリンギット(約99億円)となった。
前年同期比で増収減益を記録したことになる。
移動体通信事業の売上高は前年同期比0.1%減の14億7,500万マレーシアリンギット(約396億円)で、連結売上高のうち93.8%を占める。
2018年第3四半期末の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数は前年同期比0.4%減の1,180万3,000件である。
すべての移動体通信サービスの加入件数のうち、ポストペイド契約が273万件、プリペイド契約が907万3,000件となり、比率はポストペイド契約が23.1%、プリペイド契約が76.9%となる。
マレーシアリンギット(MYR)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が前年同期比1.3%減の76マレーシアリンギット(約2,041円)、プリペイド契約が前年同期比3.1%減の31マレーシアリンギット(約833円)、総合が前年同期と変動なく41マレーシアリンギット(約1,101円)となった。
なお、Digi.Comの移動体通信事業は全額出資子会社のDigi Telecommunicationsを通じて手掛ける。
Digi.Comの筆頭株主はノルウェーのTelenorであり、TelenorによるDigi.Comの経済的持分は49%となっている。
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