マレーシアのMaxisが2018年Q3の業績を発表
- 2018年10月20日
- 海外携帯電話
マレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるMaxisは2018年第3四半期の業績を発表した。
2018年第3四半期の連結売上高は前年同期比3.0%減の22億6,400万マレーシアリンギット(約612億円)、EBITDAは前年同期比7.6%減の10億2,500万マレーシアリンギット(約277億円)、EBITDAマージンは前年同期比2.5ポイント減の50.6%、当期純利益は前年同期比9.0%減の5億1,300万マレーシアリンギット(約139億円)となった。
前年同期比で減収減益を記録したことになる。
連結売上高のうち移動体通信事業のポストペイド契約の売上高は10億2,500万マレーシアリンギット(約277億円)、プリペイド契約の売上高は8億5,100万マレーシアリンギット(約230億円)となり、連結売上高に占める比率はそれぞれ45.3%と37.6%である。
2018年第3四半期末の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数は音声通話契約のポストペイド契約が310万5,000件、音声通話契約のプリペイド契約が770万3,000件、データ通信専用契約が14万8,000件、合計は1,095万6,000件となった。
データ通信の加入件数は830万件となり、移動体通信サービスの加入件数のうちデータ通信の加入率は75.8%と分かる。
また、スマートフォンの利用率はポストペイド契約が87%、プリペイド契約が82%、ポストペイド契約とプリペイド契約の総合が84%、データ通信の加入回線のうち月間平均データ通信量はポストペイド契約が11.66GB、プリペイド契約が10.24GB、ポストペイド契約とプリペイド契約の総合が10.67GBである。
マレーシアリンギット(MYR)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が93マレーシアリンギット(約2,514円)、プリペイド契約が36マレーシアリンギット(約973円)、ポストペイド契約とプリペイド契約の総合が53マレーシアリンギット(約1,433円)となった。
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