韓国のSK Telecomが2018年Q3の業績を発表
- 2018年11月05日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecomは2018年第3四半期の業績を発表した。
2018年第3四半期の連結売上高は前年同期比5.8%減の4兆1,864億韓国ウォン(約4,145億円)、営業利益は前年同期比22.5%減の3,041億韓国ウォン(約301億円)、EBITDAは前年同期比8.1%減の1兆1,109億韓国ウォン(約1,100億円)、当期純利益は前年同期比32.4%増の1兆498億韓国ウォン(約1,040億円)となった。
移動体通信事業の売上高は前年同期比8.5%減の2兆4,900億韓国ウォン(約2,466億円)となり、連結売上高のうち移動体通信事業が占める割合は59.5%で、SK Telecomにとって売上高ベースで移動体通信事業が最大の事業となっている。
2018年は第5世代移動通信システム(5G)に関連した投資が本格的に始まり、5Gの商用化に向けた準備や既存のネットワークに対する効率的な投資を実施している。
2018年の年間設備投資額は2018年初めの計画から変更はなく、2兆1,000億韓国ウォン(約2,079億円)の見込みという。
2018年第3四半期末の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数は前年同期比2.0%増の3,077万1,000件となった。
LTEサービスの加入件数は前年同期比8.1%増の2,439万1,000件となり、移動体通信サービスの加入件数におけるLTEサービスの加入率は前年同期比4.5ポイント増の79.3%に達した。
また、スマートフォンの利用件数は前年同期比4.9%増の2,384万2,000件である。
韓国ウォン(KRW)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年同期比8.8%減の32,070韓国ウォン(約3,174円)、SK Telecomのネットワークを利用した仮想移動体通信事業者(MVNO)も含めたARPUは前年同期比9.3%減の28,454韓国ウォン(約2,818円)となった。
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