KDDIと沖縄セルラー電話が楽天モバイルネットワークにローミング提供、提携を正式発表
- 2018年11月01日
- KDDI-総合, Rakuten-総合
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)とRakuten (楽天)は決済サービス、物流サービス、通信ネットワークの分野で提携すると発表した。
各社が保有する様々な資産を相互利用し、各分野における競争力をより一層強化して顧客の利便性向上を推進することで合意したという。
決済サービスや物流サービスではRakutenが保有する基盤をKDDIに提供する。
通信ネットワークではローミング協定を締結した。
Rakutenは子会社のRakuten Mobile Network (楽天モバイルネットワーク)を通じて移動体通信事業に新規参入する予定で、ローミング協定に基づいてKDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneはRakuten Mobile Networkに対してローミングとして通信ネットワークを提供する。
ローミングのエリアは東京都特別区(東京23区)、大阪府大阪市、愛知県名古屋市を除く日本全国となる。
ローミング協定は2026年3月末までと定めており、その期間内にRakuten Mobile Networkは日本全国で通信ネットワークの整備を着実に進め、完成したエリアからRakuten Mobile Networkの通信ネットワークに順次切り替えるという。
なお、Rakuten Mobile Networkは総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より特定基地局の開設計画の認定を受けたため、移動体通信事業者(MNO)として新規参入することが決まった。
日本全国でFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)を使用し、2019年10月の商用化に向けて準備を進めている。
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