NTTドコモ、2020年代半ばに3Gを終了する方針
- 2018年11月01日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは2020年代の半ばに第3世代移動通信システム(3G)を終了する方針であることが分かった。
2019年3月期(2018年度)上半期の決算説明会で言及した。
NTT DOCOMOは第5世代移動通信システム(5G)のプレサービスを2019年9月に開始し、2020年の春には5Gを商用化する計画であるが、5Gの導入後には3Gの終了を視野に入れている。
確定しているわけではないと前置きしつつ、5Gの導入後にできれば2020年代の半ばくらいには3Gを終了したいと明かした。
より具体的な時期は言及していないが、早ければ2025年前後には3Gを終了する可能性がある。
なお、「2020年の半ば」ではなく「2020年代の半ば」であるため注意しておきたい。
NTT DOCOMOは3GとしてW-CDMA方式を導入しており、W-CDMA方式によるサービスをFOMAとして提供している。
2018年9月末時点でNTT DOCOMOが抱える携帯電話サービスの契約数は前年同期比2.2%増の約7,705件に達した。
携帯電話サービスの契約数のうち、FOMAの契約数は前年同期比13.7%減で約2,454万9,000件となった。
FOMAの契約数は減少が進んでいるが、依然としてNTT DOCOMOの携帯電話サービスの契約数のうち約31.9%と3割超がFOMAの契約となっている。
なお、NTT DOCOMOは世界で初めてW-CDMA方式を商用化した移動体通信事業者(MNO)であり、FOMAの商用サービスは2001年10月1日より提供している。
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