韓国のKT、施設の火災で携帯電話サービスなどに通信障害が発生
- 2018年11月26日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるKTは同社の施設で発生した火災の影響で広範な通信障害が発生したことを明らかにした。
2018年11月24日の11時(韓国標準時)頃に韓国の首都・ソウル特別市の阿峴洞にあるKT阿峴支社 通信館で火災が発生したという。
火災の影響で光ケーブルなど電気通信事業に必要な設備が焼損し、ソウル特別市や京畿道の一部で携帯電話、固定電話、インターネット接続サービスに通信障害が発生した。
消防当局の迅速な措置で火災は鎮圧されており、携帯電話サービスに関しては移動基地局を配備して顧客の不便を最小化するよう応急措置を講じたと説明している。
2018年11月26日時の8時(同)時点で携帯電話サービスは80%、インターネット接続サービスは98%が通信障害から復旧したとのことである。
完全な復旧に向けて全力を尽くす姿勢を表明した。
火災の原因は消防当局と調査中で、KTは原因究明のために積極的に調査へ協力し、韓国全土の拠点で安全点検を実施するなど再発防止に務めるという。
また、KTは通信障害の発生で被害を受けた個人や法人の顧客に対して補償案を用意する計画である。
KTは顧客に不便をかけたことについて、代表取締役会長の名義で謝罪も掲載している。
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