米FCCがATHに対してBluesky American Samoaの買収を承認
- 2018年11月28日
- 海外携帯電話
フィジーのAmalgamated Telecom Holdings (ATH)は米国の政府機関で電気通信分野などの規制を担う連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)より米領サモア(アメリカン・サモア)の移動体通信事業者(MNO)であるAST Telecomなどの買収にかかる承認を取得したと発表した。
Amalgamated Telecom Holdingsは2016年にスペインのAmperとBluesky Groupの売買で合意しており、Amperが米領サモアで所有する資産も売買の対象に含まれた。
米領サモアは米領で米国当局の管轄範囲となるため、取引の完了には連邦通信委員会を含む米国当局による承認が必要となっていた。
ようやく連邦通信委員会はAmperが米領サモアで所有するAST Telecom、American Samoa Hawaii Cable、Samoa American Samoa CableをAmalgamated Telecom Holdingsが取得することを認めた。
ただ、さらに対米外国投資委員会(The Committee on Foreign Investment in the United States:CFIUS)からの承認を取得する必要もあり、対米外国投資委員会からの承認を待機している状況となっている。
AST Telecomはブランド名をBlueskyとして展開しており、Bluesky Groupとしては米領サモアのほかにクック諸島やサモアでも移動体通信事業を手掛ける。
また、Blueskyのブランド名ではないが、Amalgamated Telecom Holdingsはフィジー、キリバス、バヌアツでも移動体通信事業を展開している。
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