韓国のKTが5Gサービスを開始、3GPP標準のNR準拠
- 2018年12月01日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるKTは第5世代移動通信システム(5G)の商用サービスを開始した。
5Gの商用サービスは2018年12月1日より提供している。
2018年11月末時点で韓国の首都・ソウル特別市を含めた首都圏、仁川広域市、大邱広域市、光州広域市、蔚山広域市、大田広域市、釜山広域市はもちろんのこと、済州島や鬱陵島の島嶼地域まで5G基地局を設置したという。
5Gサービスの最初の加入者は人工知能(AI)ロボットのLotaとなる。
当面は法人向けに限定して5Gサービスを提供する方針である。
一般の個人向けに対する5Gサービスは2019年第1四半期に開始する見込み。
5Gの通信方式は標準化団体である3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用している。
KTは5G向けの周波数としてサブ6GHz帯とミリ波(mmWave)の両方を保有するが、まずはサブ6GHz帯の3.5GHz帯(n78)のみを使う。
なお、KTにはNTT DOCOMOが少数株主として資本参加しており、NTT DOCOMOによる出資比率は約5.5%となっている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。