深圳市当局、ファーウェイ幹部の逮捕に声明
- 2018年12月09日
- 海外携帯電話
中国の広東省・深圳市当局は中国のHuawei Technologies (華為技術)で幹部を務める孟晩舟の逮捕を受けて声明を発表した。
深圳市人民政府は傘下の深圳市互聯網信息弁公室を通じて声明を発表している。
深圳市互聯網信息弁公室はカナダ側が直ちに事実を明らかにすることを強烈に要求し、不当な逮捕を解いて早期に解放するよう求めた。
また、状況の進展に細心の注意を払い続け、Huawei Technologiesなどの深圳市に拠点を置く企業の正当な権益の確保を支援するという。
孟晩舟はHuawei Technologiesの董事のメンバのひとりで、2018年12月1日に航空機の乗継のために訪れたカナダのバンクーバーで逮捕された。
米国の制裁措置に違反した疑いで米国当局がカナダ当局に身柄の拘束を要請し、それを受けてカナダ当局が逮捕した模様である。
孟晩舟は中国の湖北省の省都・武漢市にある華中科技大学を卒業後、1993年からHuawei Technologiesで勤務を開始、Huawei Technologiesの国際会計部総監、Huawei Technologiesの香港特別行政区法人であるHuawei International (香港華為國際)の主席財務官および帳務管理部総裁を歴任、逮捕時点ではHuawei Technologiesの副董事長および最高財務責任者(CFO)を務める。
なお、董事は取締役に相当し、副董事長は副会長に相当する。
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