Sony Mobile、スウェーデンで4分の1の人員削減を実施へ
- 2018年12月13日
- Android関連
Sonyの全額出資子会社であるSony Mobile Communicationsはスウェーデンで大幅な人員削減を実施することがスウェーデンメディアの報道で分かった。
Sony Mobile Communicationsはスマートフォンの販売台数が大幅に減少して多額の損失を計上するなど業績が大幅に悪化する中で、コスト削減のためスウェーデンのルンドにある拠点で大幅な人員削減を実施するという。
2019年3月までに200人ほどの従業員に解雇を通知する模様である。
ルンドの拠点は常勤の従業員が800人程度とされており、4分の1に相当する従業員を人員削減の対象とすることになる。
2018年上半期はスマートフォンの販売台数が前年同期比52.9%減の160万台となり、前年同期比で販売台数が半数未満に落ち込んだ。
大幅な人員削減を実施するルンドの拠点は過去にSony Mobile Communicationsの本社機能を設置していた。
Sony Mobile Communicationsの前身はSonyとスウェーデンに本社を置くEricssonの折半出資合弁会社であるSony Ericsson Mobile Communicationsで、Sonyは2012年2月15日にEricssonが保有するSony Ericsson Mobile Communicationsの株式を取得してSony Ericsson Mobile Communicationsを完全子会社化した。
その後に社名をSony Ericsson Mobile CommunicationsからSony Mobile Communicationsに変更し、2012年10月には本社機能とほかの一部の機能をルンドから東京都に移管した経緯がある。
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