バングラデシュのRobi Axiataが2018年Q3の業績を発表
- 2018年12月30日
- 海外携帯電話
マレーシアのAxiata Groupは2018年第3四半期の業績を発表し、Axiata Groupの子会社でバングラデシュの移動体通信事業者(MNO)であるRobi Axiataの業績が判明した。
2018年第3四半期の売上高は前年同期比0.2%増の175億1,900万バングラデシュタカ(約230億612万円)、EBITDAは前年同期比20.7%増の46億8,800万バングラデシュタカ(約61億5,633万円)、EBITDAマージンは前年同期比4.6ポイント増の26.8%、当期純利益は前年同期比1,157.8%増の49億6,100万バングラデシュタカ(約65億1,483万円)となった。
前年同期比で増収増益を達成し、黒字転換を果たした。
2018年第3四半期末時点の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数はポストペイド契約が46万6,000件、プリペイド契約が4,628万7,000件、合計が4,675万3,000件となった。
ポストペイド契約の比率は1.0%、プリペイド契約の比率は99.0%となる。
移動体通信サービスの加入件数のうち、データ通信サービスの加入率は60.6%である。
スマートフォンの利用率は40%、LTEの基地局数は7,294局となっている。
2018年第3四半期に限定したバングラデシュタカ(BDT)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が178バングラデシュタカ(約234円)、プリペイド契約が121バングラデシュタカ(約159円)、ポストペイド契約とプリペイド契約の総合が122バングラデシュタカ(約160円)となる。
1ヶ月当たり1加入件数の平均データ通信量は1,182MBである。
なお、Axiata GroupによるRobi Axiataへの出資比率は間接的に68.69%となっている。
Robi AxiataにはNTT DOCOMOが少数株主として資本参加しており、NTT DOCOMOによる出資比率は6.31%である。
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