カンボジアのSmart Axiataが2018年Q3の業績を発表
- 2018年12月30日
- 海外携帯電話
マレーシアのAxiata Groupは2018年第3四半期の業績を発表し、Axiata Groupの子会社でカンボジアの移動体通信事業者(MNO)であるSmart Axiataの業績が判明した。
2018年9月30日に終了した9ヶ月間の売上高は前年同期比0.3%増の9億1,300万マレーシアリンギット(約240億7,313万円)、EBITDAは前年同期比6.8%減の4億2,500万マレーシアリンギット(約112億600万円)、当期純利益は前年同期比24.5%減の1億6,700万マレーシアリンギット(約44億430万円)となった。
前年同期比で増収減益を記録したことになる。
主な減益の要因として2018年第2四半期までの価格競争の激化と規制の影響が挙げられるが、2018年第3四半期には価格競争は落ち着きの傾向となっている。
データ通信の需要は増大しており、データ通信収入は前年同期比22%増を記録し、Smart Axiataの売上高のうち60%を占めた。
2018年第4四半期にはカンボジアで初めてeSIMサービスを導入するなど、カンボジアをリードする移動体通信事業者として存在感を高めている。
なお、Axiata GroupによるSmart Axiataへの出資比率は間接的に82.48%となっている。
Smart AxiataにはMitsui & Co. (三井物産)が少数株主として間接的に資本参加しており、Mitsui & Co.は2018年6月に出資比率を5.00%から10.00%に引き上げた。
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