ファーウェイ、ポーランドで逮捕の社員を解雇
- 2019年01月13日
- 海外携帯電話
中国のHuawei Technologies (華為技術)はポーランドで逮捕されたHuawei Technologiesのポーランド法人の社員を解雇したことが分かった。
これまでに、ポーランド当局が2019年1月11日にHuawei Technologiesのポーランド法人であるHuawei Polskaの中国人社員を含めた2人を逮捕したことが分かっている。
いずれもスパイ容疑で、中国の情報機関のために活動した疑いがあると伝えられている。
香港特別行政区メディアの報道によると、Huawei Technologiesは労働契約の諸条件に従って、Huawei Technologiesの評判を落としたとして逮捕された中国人社員を解雇したという。
また、疑われている行動はHuawei Technologiesの事業とは関係ないと主張した。
逮捕されたHuawei Polskaの中国人社員は北京外国語大学を卒業しており、学生時代にポーランド語を学んだ。
2006年よりポーランドのグダニスクにある在グダニスク中国総領事館で勤務し、Huawei Technologiesには2011年に入社したという。
Huawei TechnologiesではHuawei Polskaの広報責任者を経験し、2017年にはHuawei Polskaのセールスディレクターに就任した模様である。
Huawei Polskaでは重要なポジションに就いていたことが分かる。
迅速に解雇の決定を下すことで、Huawei Technologiesとしては早期に事態の収拾を図る狙いがあると思われる。
ただ、一連の事案を受けて、ポーランド政府はHuawei Technologiesの排除について検討しているとの報道も出ている。
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