韓国のSK TelecomがRCS準拠のメッセージングサービスを開始
- 2019年01月17日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecomは携帯電話番号だけでメッセージの送受信を行えるSMSの機能を高度化させた新サービス「RCS」の提供を開始すると発表した。
2019年1月15日よりRCSの提供を開始している。
GSM Association (GSMA)で世界的に標準化されたRCS (Rich Communication Services)に準拠したメッセージングサービスとなり、規格名をそのままサービス名とする。
従来のSMSではグループチャットの利用、写真や動画などファイルの送受信には対応していないが、RCSではグループチャットの利用やファイルなどの送受信も対応する。
写真や動画などのファイルは最大で100MBまでのファイルを送受信できる。
RCSではSMSのように送信料は発生しないが、加入したデータ通信プランの所定のデータ通信容量からRCSで発生したデータ通信量が差し引かれる。
2019年1月15日からはSamsung Galaxy S9、Samsung Galaxy S9+、Samsung Galaxy Note9がRCSに対応し、2019年2月からはSamsung Galaxy S8およびSamsung Galaxy S8+もRCSに対応する予定という。
また、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が将来的に発売する計画のSamsung Galaxy S10シリーズは発売時点でRCSに対応すると明確化している。
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