Liberty Latin AmericaがMillicom International Cellularに買収を提案
- 2019年01月17日
- 海外携帯電話
英国のLiberty Globalからスピンオフした英領バミューダ諸島のLiberty Latin America (LLA)はルクセンブルクのMillicom International Cellular (MIC)に買収を提案したことが分かった。
Liberty Latin Americaは条件付きで法的拘束力のない提案をMillicom International Cellularに提出したと公式に発表しており、一方でMillicom International Cellularも暫定的かつ条件付きで法的拘束力のない提案をLiberty Latin Americaより受けたと認めた。
いずれも取引の実現や条件について保証できることはないと説明しており、Liaberty Latin AmericaがMillicom International Cellularに提案した条件などは不明である。
また、Liberty Latin Americaは確実な決定が下されるまで、Millicom International Cellularの買収に関するさらなる言及は行わないという。
Liberty Latin AmericaはFLOWブランドなどで中南米およびカリブ海諸国を中心に事業を展開しており、移動体通信事業は子会社または関連会社を通じてパナマ、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ドミニカ国、グレナダ、ジャマイカ、セントクリストファー・ネーヴィス、セントルシア、セントビンセント及びグレナディーン諸島、ザ・バハマ、英領アンギラ、英領ヴァージン諸島、英領ケイマン諸島、英領モントセラト、英領タークス・カイコス諸島、蘭領キュラソー島、セーシェルで手掛ける。
Millicom International CellularはTigoブランドなどで中南米およびアフリカを中心に事業を手掛けており、移動体通信事業は子会社または関連会社を通じてボリビア、コロンビア、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、パラグアイ、チャド、ガーナ、ルワンダ、タンザニアに参入している。
Liebrty Latin AmericaがMillicom International Cellularの買収を実現すれば、中南米およびカリブ海諸国でさらに事業規模を拡大することになる。
Liberty Latin America
Millicom International Cellular
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