モザンビーク国有のTDMとmCelが統合、TMCELが発足
- 2019年01月22日
- 海外携帯電話
モザンビークのTelecomunicacoes de MocambiqueとMocambique Celularの統合が完了した。
Telecomunicacoes de MocambiqueとMocambique Celularの統合によってMocambique Telecomが発足し、Mocambique Telecomは新たなブランドで展開する。
Telecomunicacoes de Mocambiqueはモザンビークの国有企業で、ブランド名をTDMとして展開し、固定通信事業をモザンビークで独占していた。
Mocambique CelularはTelecomunicacoes de Mocambiqueの子会社で、ブランド名をmCelとして移動体通信事業を担当した。
しかし、Telecomunicacoes de MocambiqueとMocambique Celularはいずれも多額の負債を抱えており、早期の建て直しが必要とされていた。
そこで、モザンビーク政府は2016年7月に閣僚理事会でTelecomunicacoes de MocambiqueとMocambique Celularの統合を決めた。
Mocambique Telecomの発足に伴いTDMとmCelのブランド名も終了し、ブランド名をTMCELとして再出発する。
固定通信事業が伸び悩み、移動体通信事業が伸長傾向にあるが、固定通信事業と移動体通信事業を一手に担うことで事業基盤を強化し、さらに資産の統合などで経営を効率化する狙いがある。
なお、Mocambique Telecomは引き続き政府が所有する国有企業として事業を続ける。
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