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台湾の中華電信、6CC CAを導入すると発表



台湾で最大手の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)はLTEサービスを高度化すると発表した。

複数の搬送波を束ねて通信する技術であるキャリアアグリゲーションを高度化し、6コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(6CC CA)を導入するという。

これまでに、DL CA_3A-3A-7A-7A-8Aの組み合わせで5コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(5CC CA)を導入しており、6CC CAの組み合わせはDL CA_1A-3A-3A-7A-7A-8Aとなる。

6CC CAで利用する帯域幅はFDD-LTE方式の2.1GHz帯(Band 1)が20MHz幅、1.8GHz帯(Band 3)が非連続の10MHz幅と20MHz幅、2.6GHz帯(Band 7)が非連続の10MHz幅と20MHz幅、900MHz帯(Band 8)が10MHz幅である。

6CC CAを商用化する具体的な時期は明らかにしておらず、6CC CAに対応した商用端末が発売されるタイミングで案内する可能性が高い。

2019年中に500を超える高トラヒック地域で6CC CAを導入する計画という。

なお、Chunghwa Telecomは2018年12月末時点で台湾全土におけるLTE方式の基地局数が2018年7月末比12%増の14,599局に達しており、6CC CAの導入や基地局の増設などでLTEサービスの品質をさらに強化する方針を示している。



Chunghwa Telecomの本社併設販売店 (台湾・台北市)

Chunghwa Telecom

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