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韓国のSK Telecomが2018年Q4の業績を発表



韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecomは2018年第4四半期および2018年通期の業績を発表した。

2018年第4四半期の連結売上高は新会計基準で4兆3,517億韓国ウォン(約4,263億円)、当期純利益は4,745億韓国ウォン(約465億円)となった。

SK Telecomは2018年第1四半期より新会計基準を採用しており、旧会計基準で計算すると連結売上高は前年同期比2.8%減、当期純利益は前年同期比29.3%減である。

四半期単位では大幅な減益を記録したが、第5世代移動通信システム(5G)の導入に伴う宣伝費の増大、基礎年金受給者の料金減免および選択約定割引の加入者増加が影響した。

2018年通期の連結売上高は新会計基準で16兆8,740億韓国ウォン(1兆6,531億円)、当期純利益は3兆1,320億韓国ウォン(約3,068億円)となった。

旧会計基準で計算すると、それぞれ前年比3.2%減、前年比18.5%増となっている。

移動体通信事業の売上高は旧会計基準で2018年第4四半期が前年同期比9.0%減の2兆4,500億韓国ウォン(約2,400億円)、2018年通期が前年比7.1%減の10兆100億韓国ウォン(約9,806億円)である。

旧会計基準で連結売上高のうち移動体通信事業が占める比率は2018年第4四半期が56.0%、2018年通期が57.1%となり、SK Telecomにとって移動体通信事業は最大の事業となる。

2018年第4四半期末の事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数は前年同期比2.3%増の3,088万2,000件となり、移動体通信サービスのうちLTE契約の加入件数は前年同期8.4%増の2,479万6,000件となった。

LTE契約の加入率は前年同期比4.6ポイント増の80.3%である。

なお、SK TelecomのLTE契約の加入率は2018年第4四半期に初めて8割を突破した。

2018年第4四半期に限定した韓国ウォン(KRW)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年同期比10.2%減の31,328韓国ウォン(約3,069円)、SK Telecomのネットワークを利用した仮想移動体通信事業者(MVNO)を含めたARPUは前年同期比10.4%減の27,782韓国ウォン(約2,721円)で低下傾向にある。

SK Telecom

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