韓国のLG Uplus、CJ Helloを買収する方針を固める
- 2019年02月09日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるLG Uplus (LG U+)は韓国最大手のケーブルテレビ事業者であるCJ Helloを買収する方針を固めたことが韓国メディアの報道で分かった。
LG Uplusは2019年2月13日または2019年2月14日に取締役会を開催し、CJ Helloの買収に関して決議する予定という。
CJ Helloの株式の過半を取得して子会社化する方針とされている。
LG Uplusの筆頭株主は韓国のLG Corp.で、LG Corp.による持分比率は30.6%であるが、すでにLG UplusはCJ Helloを買収する意向をLG Corp.に伝えており、LG Corp.より承認を得た模様である。
CJ Helloは旧社名がCJ HelloVisionで、2017年10月にCJ Helloへ社名を変更した。
CJ ENMの子会社であり、CJ ENMによる持分比率は53.92%となっている。
ケーブルテレビ事業が中核事業であるが、仮想移動体通信事業者(MVNO)としてHello Mobileも展開している。
LG UplusはCJ ENMよりCJ Helloの株式を1兆韓国ウォン(約978億円)前後で取得する方針とされている。
なお、CJ Helloの株式はCJ O SHOPPINGが保有していたが、CJ O SHOPPINGとCJ E&Mの合併によってCJ ENMが誕生しており、CJ ENMがCJ Helloの株式を継承した。
過去に韓国最大手の移動体通信事業者であるSK TelecomがCJ Helloの買収を発表していたが、LG Uplusや同業のKT Corporationが韓国当局に承認しないよう要求し、韓国当局も独自の判断に基づき承認しなかった。
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