SonyとLightがスマホ向けマルチカメラの共同開発で合意
- 2019年02月22日
- その他モバイル端末
米国のLight LabsはSonyの全額出資子会社であるSony Semiconductor Solutionsとマルチイメージセンサソリューションに関して協業することで合意したと発表した。
Light LabsとSony Semiconductor Solutionsはマルチイメージセンサソリューションの開発やマーケティングなどを共同で行う。
契約に基づいてLight LabsはSony Semiconductor Solutionsが開発したイメージセンサを使用できるほか、Light Labsは顧客や提携相手にSony Semiconductor Solutionsが開発したイメージセンサの使用を推奨できるという。
Light Labsが開発したコンピュータイメージングソリューションやリファレンスデザインにSony Semiconductor Solutionsが開発したイメージセンサが組み込まれる。
Light Labsのマルチカメラ技術とSony Semiconductor Solutionsのイメージセンサ技術を組み合わせた新たなリファレンスデザインとしてマルチカメラアプリケーションおよびソリューションを生み出しており、4個以上のカメラを搭載したスマートフォンに導入できる。
新たなリファレンスデザインを活用することで、スマートフォンメーカーは容易かつ迅速にマルチカメラ機能の強化を図れるとアピールしている。
多くのカメラが必要となるマルチイメージセンサソリューションを推進することで、Sony Semiconductor Solutionsとしてはスマートフォン向けカメラの販売促進も期待していると思われる。
なお、Light LabsにはSoftBank Groupが主導するSoftBank Vision Fundが出資する。
すでに認証機関を通過したNokia 9 PureViewはリアに5個のカメラを搭載することが確認されており、Light Labsの技術を組み込んだスマートフォンとして発表される可能性が有力視されている。
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