Liberty Latin AmericaがUTSを買収へ
- 2019年04月13日
- 海外携帯電話
英国のLiberty Globalからスピンオフした英領バミューダ諸島のLiberty Latin America (LLA)は蘭領クラサオ島のUnited Telecommunications Services (UTS)を買収すると発表した。
Liberty Latin AmericaがUnited Telecommunications Servicesの発行済株式の87.5%を蘭領クラサオ島政府から取得することで各当事者の間で合意したという。
なお、United Telecommunications Servicesはカリブ海地域における蘭領および仏領の地域で事業を展開している。
移動体通信事業は蘭領クラサオ島、蘭領ボネール島、蘭領サバ島、蘭領シント・ユースタティウス島、蘭領シント・マールテン、仏領サン・マルタン、仏領サン・バルテルミー島で展開しており、移動体通信事業の加入件数は合計で134,000件に達する。
一方、Liberty Latin Americaはカリブ海地域を含めた世界の複数の国と地域で事業を展開しており、FLOWブランドなどで子会社または関連会社を通じてパナマ、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ドミニカ国、グレナダ、ジャマイカ、セントクリストファー・ネーヴィス、セントルシア、セントビンセント及びグレナディーン諸島、ザ・バハマ、英領アンギラ、英領ヴァージン諸島、英領ケイマン諸島、英領モントセラト、英領タークス・カイコス諸島、蘭領クラサオ島、セーシェルで移動体通信事業を手掛ける。
Liberty Latin Americaは中南米およびカリブ海地域で事業規模を拡大する方針であり、United Telecommunications Servicesを子会社化することで、さらに中南米およびカリブ海地域で事業規模を拡大して存在感を高める狙いがある。
United Telecommunications Servicesの子会社化は2019年3月末から2019年4月中には完了する見込み。
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