韓国のSK TelecomがLG V50 ThinQ 5Gに破格の支援金、約2.9万円から購入可能に
- 2019年05月12日
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韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecomは韓国のLG Electronics製のスマートフォン「LG V50 ThinQ 5G (LM-V500N)」に破格の支援金を設定した。
韓国では割引施策として端末代金の割引を受ける支援金、端末代金の割引を受けずに通信料金の割引を受ける選択約定割のいずれかを選べる。
支援金には公示支援金と追加支援金が存在しており、定価に相当する出庫価格から公示支援金および追加支援金を差し引いた金額が購入時の端末代金となる。
公示支援金は移動体通信事業者と端末メーカーが交渉のうえ両者で負担する割引となり、端末の取扱店となる移動体通信事業者が料金プランごとに割引額を公示する。
追加支援金は代理店が独自で行う割引であり、割引額は公示支援金の15%までと法律で定められている。
なお、公示支援金は開通から730日(2年)以内に解約すると違約金が発生し、183日(半年)以内に解約すると公示支援金の全額、183日超えかつ730日以内に解約すると(730-使用日数/730)*公示支援金が違約金の金額となる。
SK TelecomにおけるLG V50 ThinQ 5Gの公示支援金はスリムが400,000韓国ウォン(約37,000円)、5GX スタンダードが510,000韓国ウォン(約48,000円)、5GX プライムが630,000韓国ウォン(約59,000円)、5GX プラチナムが773,000韓国ウォン(約72,000円)に設定されている。
5GX プラチナムに加入する場合、SK Telecomが運営する直営オンラインショップでは追加支援金が法定上限とほぼ同等の115,900韓国ウォン(約11,000円)となっている。
出庫価格は1,199,000韓国ウォン(約112,000円)であるため、5GX プラチナムでは公示支援金および追加支援金を適用すると端末代金が310,100韓国ウォン(約29,000円)となる。
新機種の発売に合わせて第5世代移動通信システム(5G)の加入者獲得を図りたいSK Telecomと長期化するスマートフォンの販売不振から脱却したいLG Electronicsの思惑が一致し、発売時から破格の支援金を設定してきた可能性がある。
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