欧州向けSamsung Galaxy S10 5GとなるSM-G977BがFCC通過、ハードウェアは韓国版と共通
- 2019年05月12日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM端末「SM-G977B」が2019年5月10日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはA3LSMG977KOR。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/1900(B2/B25)/ 1700(B4/B66)/850(B5)/ 800(B26)/700(B12/B13/B17) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
SM-G977BはSamsung Galaxy S10 5Gの型番のひとつである。
欧州向けのSamsung Galaxy S10 5Gの型番に該当する。
FCCの認証は一般的な新規取得ではなく、韓国向けのSamsung Galaxy S10 5GであるSM-G977Nの追加モデルとしてFCCの認証を取得しており、FCC IDは韓国向けと共通となっている。
そのため、欧州向けと韓国向けのSamsung Galaxy S10 5Gはハードウェアが共通化されていることが分かる。
米国で利用できるNR Bandには対応しないため、FCCではNR方式で認証を受けていないが、ハードウェアが韓国向けと共通化されていることから、韓国向けと同様に欧州向けもNR方式はNR (TDD) 3500(n78) MHzのみに対応する可能性が高い。
なお、欧州ではNR (TDD) 3500(n78) MHzは多くの移動体通信事業者(MNO)が採用する。
欧州の移動体通信事業者としては少なくとも英国のVodafone、英国のEE、英国のTelefonica UK、フランスのOrange、スペインのTelefonica、ドイツのTelekom Deutschland、スイスのSwisscom (Switzerland)、スイスのSunrise Communications、イタリアのTIMがSamsung Galaxy S10 5Gを取り扱うことが判明している。
ラベルは電磁的表示を採用しており、FCCではラベルとラベルの表示方法が公開されている。
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