台湾における2019年5月のスマホ販売シェアが判明
- 2019年06月25日
- 海外携帯電話
台湾における2019年5月のスマートフォンを含めた携帯電話の販売動向に関する調査結果が公開された。
2019年5月は台湾で57万6,000台の携帯電話を販売した。
また、メーカーおよびブランド別で販売台数と売上高の順位や占有率が明らかにされている。
販売台数では1位が米国のAppleで24.8%、2位が韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)で23.7%、3位が中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)で10.8%、4位が中国のHuawei Technologies (華為技術)で8.6%、5位が台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)で7.9%、6位が中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)で5.9%、7位が日本のSony Mobile Communicationsで5.6%、8位が台湾のHTC (宏達国際電子)で4.2%、9位が中国のShenzhen Sugar Mobile Communication (深圳糖果通訊科技)で1.4%、10位がフィンランドのHMD globalで1.2%となった。
順位は1位から10位まで2019年4月と変動がない。
台湾当局が警戒の対象とするHuawei Technologiesは2019年5月半ばに米国政府より制裁措置を受けており、台湾でも大きく報じられた。
Huawei Technologiesの占有率は前月比で減少したものの、順位は4位を維持している。
なお、HMD globalはNokiaブランドの携帯端末を展開する。
携帯端末の販売における売上高では1位がAppleで52.7%、2位がSamsung Electronicsで19.7%、3位がGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsで6.4%、4位がHuawei Technologiesで6.0%、5位がSony Mobile Communicationsで4.4%、6位がASUSTeK Computerで3.5%、7位がXiaomi Communicationsで3.3%、8位がHTCで2.0%、9位がHMD globalで0.9%、10位が中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)で0.5%となった。
2019年4月からはGuangdong OPPO Mobile TelecommunicationsとHuawei Technologiesが入れ替わり、ASUSTeK ComputerとXiaomi Communicationsが入れ替わった。
台湾では従来よりiPhoneの人気が高く、旧機種から新機種まで好調な売れ行きを記録している。
販売台数ではSamsung Electronicsを僅差で上回って1位を維持しており、売上高では2位以下と圧倒的な差をつけた。
台湾に本社を置くHTCは8位に沈んでおり、依然として台湾でも厳しい状況が続いている。
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