中国移動向け5G NR対応スマホvivo V1924TがCCC通過
- 2019年08月16日
- Android関連
中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)製のNR/LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM端末「V1924T」が2019年8月14日付けで中国強制認証(China Compulsory Certification:CCCまたは3C)の認証を通過した。
機器名称は5G数字移動電話机となり、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応すると分かる。
製造者はvivo Mobile Communicationと記載されているため、vivo Mobile Communicationが保有する工場で製造される。
V1924Tは5Gに対応したスマートフォンである。
その他の詳細に関しては明らかになっていない。
vivo Mobile Communicationは2019年8月22日に中国の首都・北京市で発表会を開催し、5Gに対応したスマートフォンとしてiQOO Pro 5Gを発表する計画であるが、それの型番はV1916Aであることが確定しているため、V1924Tは異なるスマートフォンとなる。
また、V1924シリーズに該当する型番はV1924TのほかにV1924Aも存在する。
これまでのvivo Mobile Communicationの型番規則を踏まえると、V1824Aが全網通版で、V1924Tが中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)向けの移動全網通版になると考えられる。
したがって、V1924TはChina Mobile Communications Group向けの5Gに対応したスマートフォンとして販売される可能性が高い。
中国の政府機関で電気通信分野の規制を担う工業和信息化部(Ministry of Industry and Information Technology:MIIT)はChina Mobile Communications Groupのほかに、China United Network Communications Group (中国聯合網絡通信集団)、China Telecommunications (中国電信集団)、China Broadcasting Network (中国広播電視網絡)に対して5Gによる携帯通信事業を指す第五代数字蜂窩移動通信業務の免許を交付した。
このうち、China Mobile Communications Group、China United Network Communications Group、China Telecommunicationsは早ければ2019年第3四半期から2019年第4四半期のうちに5Gを商用化する見通し。
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