Samsung Galaxy A90 5GとなるSM-A908Nが韓国の認証を通過、ベトナムで製造
- 2019年08月16日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM端末「SM-A908N」が2019年8月9日付けで国立電波研究院(NATIONAL RADIO RESEARCH AGENCY:RRA)の認証を通過した。
認定番号はR-C-SEC-SMA908。
モバイルネットワークはNR/LTE/W-CDMA方式で認証を受けている。
未発表端末の型番であり、型番規則からSamsung Galaxy A90 5Gとして発表される可能性が高い。
機器名称は5G NR 移動通信用 無線設備の機器(3.5GHz 帯域)(陸上移動局の送受信装置)と記載されており、3.5GHz帯のNR方式に対応した端末と分かる。
NR方式は第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために3GPP (3rd Generation Partnership Project)で規定された通信方式である。
韓国ではNR方式向けにサブ6GHz帯の3.5GHz帯とミリ波(mmWave)の28GHz帯を割当したが、韓国の移動体通信事業者(MNO)各社は先に3.5GHz帯のみを使用してNR方式に準拠した5Gサービスを商用化しており、Samsung Galaxy A90 5Gが対応するNR方式の周波数は3.5GHz帯のみとなる見込み。
国立電波研究院の認証では製造国がベトナムと記載されており、Samsung Electronicsが子会社を通じて所有するベトナムの工場で製造すると思われる。
ベトナムではSamsung Electronics VietnamおよびSamsung Electronics Vietnam Thai Nguyenを通じてスマートフォンを製造する工場を所有しており、そのいずれかで製造すると考えられる。
Samsung Galaxy A90 5Gは中低価格帯が中心のSamsung Galaxy Aシリーズでは初めての5Gに対応したスマートフォンとなる。
ただ、Samsung Galaxy Aシリーズは価格の幅が広く、Samsung Galaxy A90 5Gはハイエンドに近い価格となる見込み。
なお、国立電波研究院は韓国の政府機関の認証で、韓国で販売するためには国立電波研究院の認証の取得が必要となっている。
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