ソニーモバイルがスウェーデンで人員削減、スウェーデン法人の閉鎖も
- 2019年09月04日
- Android関連
Sony Corporationの完全子会社であるSony Mobile Communications Inc.はスウェーデンで新たに人員削減を実施することがスウェーデンメディアの報道で分かった。
スウェーデンではスウェーデン法人のSony Mobile Communications ABが事業を担当しており、スウェーデンの南部に位置するルンドに拠点を構える。
Sony Mobile Communications ABは2018年11月にルンドの拠点で200人規模の人員削減を通知していたが、さらに60人規模の人員削減を実施するという。
エンジニアやサポートスタッフが人員削減の対象となる模様である。
2018年11月以降の人員削減の実施前の時点で、ルンドの拠点では常勤の従業員が800人程度とされており、合計で3割以上の従業員を削減することになる。
また、Sony Mobile Communications ABは解散する計画とも伝えられている。
Sony Mobile Communications ABの従業員はSony Nordic (Sweden)に配置転換するという。
Sony Nordic (Sweden)は法人格がなく、Sony Corporationの欧州本社機能を有する英国のSony Europe Limitedの支社扱いであったが、英国の欧州連合(European Union:EU)離脱を見据えてオランダで新たに欧州本社機能を持つSony Europe B.V.を設立しており、Sony Nordic (Sweden)はSony Europe B.V.の支社扱いとなっている。
Sony Mobile Communications ABの拠点はSony Nordic (Sweden)の拠点となるが、引き続きルンドでは移動体通信分野の研究開発機能が残る模様である。
なお、過去にはSony Mobile Communications ABが本社機能を持ち、ルンドの拠点が登記上の本店所在地となっていたが、2012年10月に本社機能とほかの一部の機能をルンドから東京に移管し、日本のSony Mobile Communications Inc.が本社機能を有する。
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