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VEONがGlobal Telecomから主要事業の取得を完了


オランダに本社機能を置く英領バミューダ諸島のVEONは同社の子会社でエジプトのGlobal Telecom Holding (GTH)から主要な事業の取得を完了したと発表した。

Global Telecom Holdingの株主はVEONに対する主要な事業の売却に関して承認し、これに伴いGlobal Telecom HoldingはVEONに主要な事業を転送したと案内している。

VEONは完全子会社でオランダのVEON Holdingsを通じてGlobal Telecom Holdingの発行済み株式の98.24%を保有しており、Global Telecom Holdingの主要な事業はグループ内で転送したことになる。

VEONがGlobal Telecom Holdingより取得した事業はバングラデシュのBanglalink Digital Communications、パキスタンのPakistan Mobile Communications、アルジェリアのOptimum Telecom Algerie、パキスタンのMobilink Microfinance Bankである。

なお、Banglalink Digital Communications、Pakistan Mobile Communications、Optimum Telecom Algerieは移動体通信事業者(MNO)であり、それぞれブランド名をBanglalink、Jazz、Djezzyとして展開している。

VEONとしては子会社が所有する主要な事業を取得することで、グループの構造の簡素化を図るほか、バングラデシュ、パキスタン、アルジェリアにおける事業に対する支配力を高める狙いがある。

VEONは旧社名がVimpelComで、ロシア、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、アルメニア、ジョージア、ウクライナで移動体通信事業を手掛ける。

そのうち、ウクライナ以外ではVEONの代表的なブランドであるBeelineのブランド名で展開している。

将来的にバングラデシュ、パキスタン、アルジェリアにおける移動体通信事業もブランド名をBeelineに変更する可能性がある。

Global Telecom Holdingは旧社名がOrascom Telecom Holding (OTH)で、VimpelComの時代にVEONが子会社化したことに伴いOrascomの名称を使えなくなり、社名をGlobal Telecom Holdingに変更した。

Orascom Telecom Holdingの時代には朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)、レバノン、エジプトでも移動体通信事業を展開していたが、VEONは北朝鮮、レバノン、エジプトの移動体通信事業を買収の対象とせず、同事業はGlobal Telecom Holdingの創業者らが新設したエジプトのOrascom Telecom Media and Technology Holding (OTMT)に移管された。

Orascom Telecom Media and Technology Holdingはエジプトの移動体通信事業からは撤退し、さらに社名はOrascom Investment Holding (OIH)に変更している。

VEON

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