ソフトバンク、5Gの無線局免許を取得
- 2019年09月24日
- SoftBank-総合
SoftBankは総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より第5世代移動通信システム(5G)用基地局の免許を取得したと発表した。
2019年9月24日付けで5G用基地局の免許を取得したという。
5G用基地局の免許の取得に先立ち、2019年7月31日付けで総務省の東北総合通信局、関東総合通信局、中国総合通信局、九州総合通信局より5G用基地局の予備免許が付与されていた。
予備免許が付与された5G用基地局のうち、工事完了後の電波法第10条に基づく落成検査の受験により電波法令の基準への適合が確認された5G用基地局について、2019年9月24日で免許を取得したと案内している。
ほかの5G用基地局に関しても法定の手続きを進め、免許を順次取得して5Gの運用を開始する計画という。
なお、2019年7月31日付けで予備免許が付与された5G用基地局は3.7GHz帯が9局、28GHz帯が6局、合計で15局である。
具体的には東北総合通信局管内では3.7GHz帯が1局、関東総合通信局管内では3.7GHz帯が1局、中国総合通信局管内では3.7GHz帯が4局、九州総合通信局管内では3.7GHzが3局と28GHz帯が6局となっている。
SoftBankは5G用周波数として総務省よりサブ6GHz帯の3.7GHz帯およびミリ波(mmWave)の28GHz帯の割当を受けた。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)が5Gの要求条件を満たすために規定したNR方式を導入することが決定している。
総務省に提出された開設計画によると、SoftBankは3.7GHz帯を使用して2020年3月頃に5Gサービスを商用化し、28GHz帯を使用した5Gサービスを2021年3月頃に商用化する計画である。
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