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インドにおける2019年8月の携帯電話加入件数が判明



インドの政府機関で電気通信分野の規制を管轄するインド電気通信規制庁(Telecom Regulatory Authority of India:TRAI)は2019年8月における電気通信分野の統計資料を公表した。

インドにおける2019年8月19日時点の移動体通信サービスの加入件数が判明している。

移動体通信サービスの加入件数はアーバンエリアでは前月19日の約6億5,987万件から増加して約6億6,274万件、ルーラルエリアでは前月19日の約5億845万件から減少して約5億825万件となった。

合計では約11億7,100万件となり、前月19日の約11億6,831万件から増加した。

加入件数は月単位では増減を繰り返しており、数ヶ月単位で考慮すると大きな変動はなく、加入件数の大幅な伸長はほぼ止まったと考えられる。

移動体通信事業者(MNO)別の占有率も公開されている。

2019年8月末時点で1位がVodafone Idea Limitedで約32.03%、2位がReliance Jio Infocomm Limitedで約29.74%、3位がBharti Airtel Limitedで約28.01%、4位がBharat Sanchar Nigam Limited (BSNL)で約9.93%、5位がMahanagar Telephone Nigam Limited (MTNL)で約0.29%、6位がReliance Communications Ltdで約0.002%となった。

すべての移動体通信事業者のうち国有企業が2社で約10.22%、ほかの民間企業が約89.78%となっている。

なお、国有企業はBharat Sanchar Nigam LimitedとMahanagar Telephone Nigam Limitedの2社である。

Bharat Sanchar Nigam LimitedとMahanagar Telephone Nigam Limitedはそれぞれ対象区域が異なり、相互にローミングを受け入れている。

移動体通信事業者別で最大の純増はReliance Jio Infocomm Limitedの8,445,165件で、最大の純減はVodafone Idea Limitedで4,956,920件となり、Reliance Jio Infocomm Limitedの大幅な純増とVodafone Idea Limitedの大幅な純減が続いている。

Reliance Jio Infocomm LimitedとVodafone Idea Limitedの差は縮小傾向にあると言える。

統計よってReliance Jio Infocomm Limitedが1位とされる場合もあるが、インド電気通信規制庁の基準では依然として2位である。

Vodafone Idea Limitedの大幅な純減とReliance Jio Infocomm Limitedの大幅な純増が続けば、遠くないうちにインド電気通信規制庁の統計でも順位が逆転すると思われる。

インド電気通信規制庁

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