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フィリピンのGlobe Telecomが2019年Q3の業績を発表



フィリピンの移動体通信事業者(MNO)であるGlobe Telecomは2019年第3四半期の業績を発表した。

2019年9月30日に終了した9ヶ月間の連結売上高は前年同期比11%増の1,234億1,800万フィリピンペソ(約2,670億円)、EBITDAは前年同期比17%増の578億5,700万フィリピンペソ(約1,252億円)、EBITDAマージンは前年同期比2ポイント増の52%、当期純利益は前年同期比20%増の176億8,400万フィリピンペソ(約383億円)となった。

前年同期比で増収増益を達成したことになる。

移動体通信分野の売上高は前年同期比10%増の954億9,400万フィリピンペソ(約2,066億円)で、連結売上高のうち77%を移動体通信分野が占めた。

Globe Telecomの業績報告における事業分野区分を基準とすると、移動体通信分野がGlobe Telecomにとって最大の事業となる。

また、移動体通信分野のサービスのうち売上高ベースでは音声通話が前年同期比15%減、SMSが前年同期比22%減、データ通信が前年同期比44%増となった。

音声通話とSMSは大幅な需要の低下が続いた。

一方で、データ通信の需要は大幅に増大しており、データ通信の需要の増大が移動体通信分野の成長を後押しした。

2019年9月30日時点の事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数は97,358,374件となった。

なお、移動体通信サービスの加入件数はGlobe TelecomのメインブランドであるGlobeブランドとサブブランドであるTMブランドの両方が集計対象で、Globeブランドではポストペイド契約とプリペイド契約のプランを用意し、TMブランドはプリペイド契約のプランのみとなる。

ブランドおよび支払方式の内訳は、Globeブランドのポストペイド契約が2,663,434件、Globeブランドのプリペイド契約が45,936,354件、TMブランドのプリペイド契約が48,758,586件となっている。

ブランド別の占有率はGlobeブランドが49.9%、TMブランドが50.1%となり、わずかにTMブランドが上回るが、ほぼ半々と考えて差し支えない。

また、支払方式別の占有率はポストペイド契約が2.7%、プリペイド契約が97.3%で、プリペイド契約が圧倒的多数の状況は変わりない。

2019年第3四半期に限定したフィリピンペソ(PHP)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はGlobeブランドのポストペイド契約が934フィリピンペソ(約2,021円)、Globeブランドのプリペイド契約が97フィリピンペソ(約210円)、TMブランドのプリペイド契約が54フィリピンペソ(約117円)となった。

Globe Telecom

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