阪急阪神ホールディングス傘下のHai connectとBaycom LTEの加入件数が判明
- 2019年12月06日
- Regional BWA
Hankyu Hanshin Holdings (阪急阪神ホールディングス)の連結子会社であるHanshin Cable Engineering (阪神ケーブルエンジニアリング:HCE)が提供するHai connectおよびBay Communications (Baycom)が提供するBaycom LTEの加入件数が判明した。
Hai connectおよびBaycom LTEはいずれも地域広帯域移動無線アクセスシステム(地域BWA)の制度を活用した地域限定型の個人向けインターネット接続サービスである。
通信方式は地域BWAの高度化方式としてLTE (TDD)方式と高い互換性を確保したAXGP方式を採用しており、周波数は2.5GHz帯(Band 41)の20MHz幅を使用する。
通信速度は下り最大220Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
Hanshin Cable Engineeringはケーブルフェスタ2019で公開した資料を公式ウェブサイトに掲載しており、Hai connectおよびBaycom LTEの加入件数を確認できる。
2019年8月時点でHai connectの加入件数は2,700件、Baycom LTEの加入件数は10,600件となった。
なお、Hai connectおよびBaycom LTEのサービスはいずれも2016年3月1日より提供を開始した。
Hankyu Hanshin Holdingsの連結子会社としてはHanshin Cable EngineeringとBay Communicationsのみが地域BWAを活用した個人向けインターネット接続サービスを提供しており、Hankyu Hanshin Holdingsの連結子会社全体では加入件数が13,300件となる。
地域BWAの高度化方式の無線局免許はHanshin Cable Engineeringが大阪府大阪市都島区、此花区、西区、天王寺区、東淀川区、東成区、生野区、旭区、城東区、阿倍野区、住吉区、東住吉区、淀川区、鶴見区、平野区、北区、中央区、豊中市、池田市、茨木市、兵庫県神戸市東灘区、灘区、中央区、芦屋市、宝塚市、川西市、明石市、Bay Communicationsが大阪市福島区、此花区、西区、港区、大正区、浪速区、西淀川区、西成区、住之江区、北区、中央区、兵庫県尼崎市、西宮市、伊丹市で取得している。
Bay Communicationsを含めてHanshin Cable Engineeringのコア設備に接続して地域BWAの高度化方式を導入した事業者間は相互にローミングを提供する。
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