モンゴルの2019年上半期の携帯電話加入件数が判明
- 2019年12月15日
- 海外携帯電話
モンゴルの政府機関で電気通信分野の規制を管轄するモンゴル通信規制委員会(Communications Regulatory Commission of Mongolia:CRC)は2019年上半期の電気通信分野の統計資料を公開した。
電気通信分野の統計資料は半年に1回の間隔で公開しており、移動体通信サービスの加入件数や移動体通信事業者(MNO)別の占有率なども掲載されている。
2019年6月30日時点で移動体通信サービスの加入件数は前年同期比6.7%増の436万400件となった。
移動体通信サービスの加入件数のうちLTE方式の通信を利用できるLTE契約は前年同期比88.4%増の168万200件である。
また、移動体通信サービスの加入件数におけるLTE契約の加入率は前年同期比16.7ポイント増の38.5%となり、前年同期比で大幅に上昇した。
契約形態別の占有率も公表されている。
モンゴルではプリペイド、ポストペイド、ハイブリッドの契約形態が存在する。
なお、ハイブリッドは2016年より導入したポストペイドのサービスにプリペイドのオプションを組み合わせた契約形態を指し、基本料金は通常のポストペイドと同様に後払いとなるが、オプション料金の支払いは加入時にプリペイドと同様に前払いとなり、プリペイドのようにトップアップカードを通じて支払える。
ポストペイドは前年同期比11.2ポイント増の25.0%、プリペイドは前年同期比12.7ポイント減の67.6%、ハイブリッドは前年同期比1.5ポイント増の7.4%となった。
移動体通信事業者別の占有率も判明している。
モンゴルの移動体通信事業者はMobiCom Corporation、Unitel、Skytel、GMobileの4社で、このうちMobiCom CorporationはKDDIの連結子会社である。
加入件数の占有率はMobiCom Corporationが38.95%、Unitelが34.57%、Skytelが15.44%、GMobileが11.04%となった。
MobiCom Corporationは引き続き加入件数で1位を維持している。
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