小米集団が2019年Q3の業績を発表
- 2019年11月28日
- 海外携帯電話
中国を拠点とする英領ケイマン諸島のXiaomi Corporation (小米集団)は2019年第3四半期の業績を発表した。
2019年9月30日に終了した3ヶ月間となる2019年第3四半期の連結売上高は前年同期比5.5%増の536億6,100万人民元(約8,349億円)、純利益は前年同期比1.6%増の25億1,940万人民元(約392億円)となった。
また、2019年9月30日に終了した9ヶ月間となる2019年第3四半期累計の連結売上高は前年同期比14.5%増の1,493億6,900万人民元(約2兆3,248億円)、純利益は前年同期比24.0%減の76億6,670万人民元(約1,193億円)である。
事業分野別の業績も明らかにされている。
2019年9月30日に終了した3ヶ月間となる2019年第3四半期の連結売上高のうち、スマートフォン事業の売上高は前年同期比7.8%減の322億6,840万人民元(約5,022億円)となった。
連結売上高のうちスマートフォン事業が占める比率は前年同期比8.7ポイント減の60.1%と過半を上回る状況で、Xiaomi Corporationの業績報告における事業分野区分を基準とすると、引き続きXiaomi Corporationにとってスマートフォン事業が最大の事業である。
スマートフォン事業以外の事業分野区分はIoTおよびライフスタイル製品、インターネットサービス事業、その他の事業となり、スマートフォン事業以外は前年同期比で増収を記録した。
2019年第3四半期末時点の事業データも公開されている。
2019年9月30日に終了した3ヶ月間となる2019年第3四半期のスマートフォンの販売台数は3,210万台となった。
スマートフォンの平均販売価格は1,006.5人民元(約15,664円)である。
2019年第3四半期の主な取り組みとして、Xiaomiブランドで新たなシリーズとなるCCシリーズの展開を開始した。
2020年には10機種以上の第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンを投入する計画という。
なお、Xiaomi CorporationはXiaomiブランドとRedmiブランドをスマートフォン事業の主力ブランドとする。
Xiaomiブランドは先端技術の追及と究極のユーザエクスペリエンスの提供を重視し、Redmiブランドは最適な価格性能比の注力とオンラインを通じた販売を重視して展開する方針である。
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