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米国のT-Mobile USAがプリペイド向け5Gを12月6日に開始、Metro by T-Mobileで



米国のT-Mobile USの完全子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるT-Mobile USAはプリペイド向けに第5世代移動通信システム(5G)を商用化すると発表した。

2019年12月6日よりプリペイド向けに5Gサービスの提供を開始する。

T-Mobile USAはMetro by T-Mobileのブランドでプリペイド向けに5Gサービスを提供し、2019年12月6日より5Gサービスに対応した端末としてMetro by T-Mobileのラインナップで韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Samsung Galaxy Note10+ 5G」を取り扱う。

なお、Metro by T-MobileはMetroPCSを改称して誕生したブランドである。

MetroPCSは米国の移動体通信事業者であったMetroPCS Communicationsが展開していたブランドであるが、T-Mobile USがMetroPCS Communicationsを買収し、2013年にT-Mobile USAとMetroPCS Communicationsを統合した。

T-Mobile USAとMetroPCS Communicationsの統合後もしばらくはMetroPCSのブランドを維持したが、2018年にMetroPCSのブランドを廃止し、Metro by T-Mobileに変更している。

T-Mobile USAは2019年6月28日よりメインブランドのT-Mobileでミリ波(mmWave)の28GHz帯および39GHz帯を使用して5Gサービスを開始したが、ミリ波のような高い周波数はカバレッジの確保が困難であるため、当初より広いカバレッジを確保できる600MHz帯を使用して全米で5Gを整備する計画であった。

Samsung Galaxy Note10+ 5Gは600MHz帯の5Gに対応した最初のスマートフォンで、発売日の2019年12月6日より600MHz帯の5Gを商用化することになり、全米で5Gを提供できるという。

T-Mobile USAは全米で5Gをプリペイド向けに提供する最初の移動体通信事業者であるとアピールしている。

なお、T-Mobile USAはMetro by T-Mobileのみならず、当然ながらT-Mobileのラインナップでも2019年12月6日よりSamsung Galaxy Note10+ 5Gの販売を開始し、600MHz帯の5Gを商用化する。

Metro by T-Mobileのラインナップでは取り扱わないが、T-Mobileのラインナップで取り扱う中国のOnePlus Technology (Shenzhen) (深圳市万普拉斯科技)製のスマートフォン「OnePlus 7T Pro 5G McLaren」もMetro by T-Mobileで提供する5Gサービスを利用できることが明確化されている。

Metro by T-Mobile

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