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au向け5G端末と思われるSHARP DD2311が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明または工事設計認証を通過した機器の情報が更新された。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けと思われるSHARP製のNR/LTE端末「DD2311」が2019年9月26日付けでDSP Researchの認証を通過したことが分かった。

工事設計認証番号は003-190187。

モバイルネットワークはNR (TDD) 28000(n257)/3500(n77) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHzで認証を受けている。

Bluetoothの周波数では認証を取得していないが、無線LANの周波数で認証を受けている。

無線LANは2.4GHz帯および5GHz帯に対応するため、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する可能性が高い。

DD2311は未発表端末のメーカー型番である。

メーカー型番の規則からauを展開するKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けと考えられる。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応することが分かる。

NR (TDD) 28000(n257) MHzは27800~28200 MHz、NR (TDD) 3500(n78) MHzは3700~3800 MHzで認証を受けており、いずれもKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが総務省より5G向けに割当を受けた周波数範囲に該当する。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは2020年3月に5Gサービスを商用化する計画である。

認証機関を通過したタイミングから商用の5Gに対応したスマートフォンとなる可能性も考えられるが、LTE (FDD) 800(B18) MHzや国際ローミング向けに対応するW-CDMA 2100(I) MHzでは認証を受けていないため、試作機の可能性が高い。

また、無線LANの周波数では認証を通過したが、Bluetoothの周波数では認証を通過していないため、可搬型もしくは据置型の無線LANルータの可能性も考えられる。

なお、DSP Researchは技術基準適合証明の事業を行う者として、総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。

総務省 電波利用ホームページ

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