中国、携帯電話加入件数が16億を突破
- 2019年12月25日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信サービスの加入件数が16億件を突破したことが分かった。
中国の移動体通信事業者(MNO)でChina Mobile (中国移動)として事業を行うChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)、China Telecom (中国電信)、China Unicom (中国聯通)として事業を行うChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)がそれぞれ2019年11月の月次データを公表し、移動体通信サービスの加入件数が判明した。
2019年11月末時点の移動体通信サービスの加入件数はChina Mobile Communications Groupが9億4,654万5,000件、China Telecomが3億3,439万件、China United Network Communicationsが3億2,126万3,000件で、合計は16億219万8,000件となった。
2019年10月末時点の合計は15億9,823万9,000件であるため、2019年11月中に16億件を突破したことになる。
なお、15億件は2018年7月に突破しており、それから1年4ヶ月で1億件を積み重ねた。
中国は世界で最も人口が多い国だけに、移動体通信サービスの加入件数も世界で最も多い。
移動体通信サービスの加入件数が10億件を超える国は中国とインドの2ヶ国のみである。
参考までに、2019年11月末時点で移動体通信事業者別の加入件数ベースの占有率はChina Mobile Communications Groupが59.08%、China Telecomが20.87%、China United Network Communicationsが20.05%となっている。
中国では2019年にCBN (中国広電)として事業を行うChina Broadcasting Network (中国広播電視網絡:CBN)に対しても移動体通信事業の免許が交付されており、2020年に第4の移動体通信事業者として新規参入する見通し。
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