サウジアラビアのMobilyが5Gサービスを開始
- 2019年12月30日
- 海外携帯電話
サウジアラビアの移動体通信事業者(MNO)でMobilyブランドを展開するEtihad Etisalat Companyは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
Etihad Etisalat Companyは固定通信用途で5Gサービスの提供を開始している。
5Gサービスに対応した端末としては中国のHuawei Technologies (華為技術)製の据置型無線LANルータであるMobily 5G Routerを取り扱う。
Mobily 5G Routerは最大で64台の無線LAN機器を同時に接続できる。
料金プランは5G Internet Homeの5G Air Fiberのみを用意している。
ポストペイドで24ヶ月契約が必要となり、月間データ通信容量は無制限となっている。
月額料金は350サウジアラビアリヤル(約10,000円)で、ほかに初期費用として1回限りの設置費用の50サウジアラビアリヤル(約1,500円)が発生する。
24ヶ月契約の満了前に解約した場合、1ヶ月あたり100サウジアラビアリヤル(約2,900円)で計算される残月分の解約金を支払わなければならない。
5Gの通信設備はフィンランドのNokiaより調達していることが分かっている。
サウジアラビアではすでにstcブランドを展開するSaudi Telecom CompanyおよびZainブランドを展開するMobile Telecommunication Company Saudi Arabiaが5Gサービスを提供している。
Etihad Etisalat Companyが5Gサービスの提供を開始したことで、サウジアラビアではすべての移動体通信事業者が5Gサービスを商用化したことになる。
Saudi Telecom CompanyおよびMobile Telecommunication Company Saudi Arabiaともに5Gサービスの開始当初はポストペイドの固定通信用途向けに提供していたが、すぐにプリペイドや携帯通信用途にも提供を開始した。
Etihad Etisalat CompanyもSaudi Telecom CompanyおよびMobile Telecommunication Company Saudi Arabiaと同様に近いうちにプリペイドや携帯通信用途向けにも5Gサービスを提供する可能性がある。
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