トーンモバイル、自社ブランドスマホTONE e20を準備中
- 2020年01月06日
- Android関連
フランスのWikoの日本法人であるWiko Japan製のLTE/W-CDMA/GSM端末「TONE e20」が2019年12月16日付けでオランダのTELEFICATIONの認証を通過した。
電波法に基づく工事設計認証の工事設計認証番号は201-190868、電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号はADF 19 0206 201。
特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(以下、技適マーク)に併記される電波法に基づく工事設計認証番号および電気通信事業法に係る端末機器の種類と記号に従った設計認証番号が付されているため、TELEFICATIONを通じて技適マークを取得したことが分かる。
また、電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号はADFから始まるため、LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を日本国内で利用できる。
TONE e20は未発表端末の型番である。
TONE MOBILEブランドが付されているため、TONE MOBILE向けのスマートフォンと分かる。
型番からTONE e19の後継として発売される見込み。
Wiko View3の型番であるW-P311と電波法に基づく工事設計認証番号および電気通信事業法に基づく設計認証番号が共通であるため、TONE e20はWiko View3がベースとなることが有力と考えられる。
申請者はWiko Japanであるが、Wiko Japanが日本で展開するスマートフォンは基本的にWikoの親会社で中国のShenzhen Tinno Mobile Technology (深圳市天瓏移動技術)が製造を行っており、TONE e20もShenzhen Tinno Mobile Technologyが製造を行う可能性が高い。
TONE e19も申請者はWiko Japanであり、引き続きShenzhen Tinno Mobile TechnologyがTONE MOBILE向けのスマートフォンを製造を担当する模様である。
なお、TONE MOBILEの事業はCulture Convenience Club (CCC)とFreeBitの合弁会社であるTone mobileが展開していたが、2019年12月1日よりFreeBitの完全子会社であるDREAM TRAIN INTERNET (DTI)がTONE MOBILEの事業を承継した。
Tone mobileに対する持分比率はCulture Convenience Clubが60%、FreeBitが40%となり、Culture Convenience Clubの連結子会社で、FreeBitの持分法適用会社と位置付けられていた。
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