vivoの新型5GスマホV1950AがCCC通過、vivo NEX 3 5GのUG版
- 2020年01月27日
- Android関連
中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)製のNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「V1950A」が2020年1月6日付けで中国強制認証(China Compulsory Certification:CCCまたは3C)の認証を通過した。
機器名称は5G数字移動電話机と記載されているため、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンと考えられる。
製造者はvivo Mobile Communicationとなり、vivo Mobile Communicationが広東省東莞市で保有する工場において製造される。
なお、vivo Mobile Communicationの工場は本社に併設されている。
V1950Aは未発表端末の型番である。
すでに中国の政府機関で電気通信分野の規制を司る工業和信息化部(Ministry of Industry and Information Technology:MIIT)の認証も通過しており、工業和信息化部で公開されたスペックの一部や外観から、vivo NEX 3 5Gのアップグレード版となることが有力となっている。
チップセットがQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformに変更されたほか、NR方式はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応するなど、vivo NEX 3 5Gから性能が向上している。
vivo Mobile Communicationの型番規則からV1950Aは全網通版にあたり、中国の移動体通信事業者(MNO)でChina Mobile (中国移動)として事業を行うChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)向けの移動全網通版にあたるV1950Tも存在する可能性がある。
なお、vivo Mobile Communicationは5Gに対応したスマートフォンを積極的に投入しており、2019年には中国のみで4機種の5Gに対応したスマートフォンを発売した。
5Gに対応したスマートフォンは中価格帯から高価格帯まで揃え、2019年1月から2019年11月までの中国における5Gに対応したスマートフォンの出荷台数ベースの占有率はvivo Mobile Communicationが過半を占めて1位となった。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。