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米国向けSamsung Galaxy S20+ 5GとなるSM-G986UがFCC通過、ミリ波の5Gも対応



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のLTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「SM-G986U」が2020年1月24日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。

FCC IDはA3LSMG986U。

モバイルネットワークはNR (FDD) 1900(n2)/1700(n66)/ 850(n5)/600(n71) MHz, NR (TDD) 39000(n260)/28000(n261)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2300(B30)/1900(B2/B25)/ 1700(B4/B66)/850(B5)/800(B26)/ 700(B12/B13/B14)/600(B71) MHz, LTE (TDD) 3600(B48)/2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0/BC10) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。

未発表端末の型番となり、これまでに伝えられている情報からSamsung Galaxy S20+ 5Gの型番のひとつとなる見込み。

型番規則や対応周波数から米国向けのSamsung Galaxy S20+ 5Gとなることが有力である。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式は少なくともNR (FDD) 1900(n2)/1700(n66)/ 850(n5)/600(n71) MHz, NR (TDD) 39000(n260)/28000(n261)/2500(n41) MHzに対応する。

NR方式は7バンドとも米国の移動体通信事業者(MNO)が導入すれば米国内で利用できる。

また、NR方式はLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成のみ対応するため、LTE方式とNR方式のデュアルコネクティビティ(E-UTRA-NR Dual Connectivity:EN-DC)が機能してNR方式を使える。

LTE方式はLTE DL Category 20およびLTE UL Category 18に対応し、通信速度は下り最大2Gbps/上り最大211Mbpsとなる。

第2世代移動通信システム(2G)、第3世代移動通信システム(3G)、第4世代移動通信システム(4G)の通信モデムはSnapdragon 865 5G Mobile Platform、5Gの通信モデムはSnapdragon X55 5G Modem-RF Systemと記載されており、Snapdragon 865 5G Mobile PlatformとSnapdragon X55 5G Modem-RF Systemを組み合わせて搭載することになる。

ラベルは電磁的表示の電子ラベルで、FCCでは電子ラベルとその表示方法が公開されている。

Samsung Electronicsは2020年2月11日に米国のカリフォルニア州サンフランシスコにおいてSamsung Galaxy Unpacked 2020を開催する予定で、Samsung Galaxy S20+ 5Gを含めたSamsung Galaxy S20シリーズのスマートフォンなどを発表する見込み。

FCC

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