北朝鮮の万景台情報技術社、新型スマホJINDALLAE 7を発売
- 2020年02月09日
- DPRK
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)のMangyongdae Information Technology Company (万景台情報技術社/만경대정보기술사)はスマートフォン「JINDALLAE 7 (チンダルレ7/진달래7)」を発売したことが分かった。
北朝鮮のDPRK Today (朝鮮の今日)がJINDALLAE (チンダルレ/진달래)のブランド名でスマートフォンなど携帯端末を展開するMangyongdae Information Technology Companyを紹介しており、その一環でMangyongdae Information Technology Companyが新型のスマートフォンとしてJINDALLAE 7を発売したことを明らかにした。
JINDALLAE 7は水滴型の切り欠き(ノッチ)を有するディスプレイを搭載し、リアにはデュアルカメラを搭載する。
音声認識や文字認識などの機能も備えるという。
生体認証は指紋認証や顔認証に対応しており、指紋認証センサはリアに配置している。
また、JINDALLAE 6 (チンダルレ6/진달래6)も紹介されているが、JINDALLAE 6は2019年第3四半期までに発売されており、最新の機種ではない。
Mangyongdae Information Technology Companyは各階層で携帯電話の需要が高まる中で、JINDALLAEのブランド名とともに知名度を高めており、消費者から好評を博しているという。
特色のある外観と機能、利便性の高さが人気を集める主な要因として紹介されている。
金日成総合大学や金策工業総合大学をはじめとする北朝鮮の一流大学を卒業した博士や修士など数十人の優秀な研究者や技術者が勤務しており、新製品の開発を積極的に推進するほか、システムやアプリケーションなどソフトウェアの開発も加速している。
ソフトウェアの開発などでは北朝鮮国内の多くの開発機関と緊密な協力も行い、社会主義強国建設において意義を持ち、世界的な競争力を有する製品を人民に提供すべく、知恵と情熱を捧げているという。
なお、チンダルレは朝鮮半島などに自生するカラムラサキツツジの朝鮮語名で、北朝鮮国内では携帯電話の販売店をはじめとして様々な場所にカラムラサキツツジの造花が飾られるなど一般的に親しまれる植物である。
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