楽天モバイルのMNO回線でまた通信障害、音声通話を利用できず

Rakuten Mobile (楽天モバイル)が移動体通信事業者(MNO)として提供する楽天回線で通信障害が発生していることが分かった。

Rakuten Mobileは楽天回線向けの公式ウェブサイトで告知している。

楽天回線では2020年2月17日の20時頃から音声通話サービスが利用しづらいもしくは利用できない状況が発生しているという。

2020年2月17日の21時20分時点でも音声通話サービスが利用しづらいもしくは利用できない状況は継続中の模様である。

影響を受ける地域は大阪府大阪市および愛知県名古屋市の一部エリアとなっている。

原因は調査中と案内している。

なお、Rakuten Mobileが仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供するドコモ回線およびau回線は影響を受けない。

Rakuten Mobileは2020年4月に楽天回線を商用化する計画であるが、商用化に先立ち試験的に提供する無料サポータープログラムで楽天回線を利用できる。

東京都特別区(東京23区)、大阪市、兵庫県神戸市、名古屋市の居住者を対象として無料サポータープログラムを実施しており、2019年10月の開始当初は対象者を5,000人に限定していたが、2020年1月より20,000人に拡大していた。

無料サポータープログラムは対象者が限定されているが、楽天回線では2019年12月10日にも通信障害が発生しており、総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)に報告書を提出したことも分かっている。

※ 追記 (2020年2月17日 22時12分)

2020年2月17日の21時47分に復旧したことが明らかにされた。

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