中国移動が5Gの加入件数を発表、670万件を突破
- 2020年03月08日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信事業者(MNO)でChina Mobile (中国移動)として事業を行うChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)は2020年1月の月次データを公開した。
月次データでは移動体通信サービスの加入件数を公表しており、2020年1月末時点で加入件数は9億4,941万5,000件となった。
加入件数ベースでは世界最大の移動体通信事業者となる。
また、移動体通信サービスの加入件数のうち第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を利用できる5Gパッケージの加入件数は673万6,000件である。
したがって、5Gパッケージの加入率は0.71%となっている。
なお、5Gパッケージの加入件数は5Gサービスの加入件数を指す。
中国の移動体通信事業者としてはChina Mobile Communications Groupに加えて、China Unicom (中国聯通)として事業を行うChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)およびChina Telecom (中国電信)が2019年10月31日より一斉に5Gサービスを商用化したが、中国ではChina Mobile Communications Groupが初めて5Gサービスの加入件数を公表した。
China United Network CommunicationsおよびChina Telecomも5Gサービスの加入件数を順次公表する可能性がある。
China Mobile Communications Groupは5GとしてNR方式を導入しており、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用している。
周波数はサブ6GHz帯のFR1の2.5GHz帯および4.5GHz帯を使用しており、2.5GHz帯を中心に5Gネットワークの整備を進めている。
NR Bandは2.5GHz帯がn41、4.5GHz帯がn79となる。
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