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楽天モバイルが北海道で基地局を開設、札幌市と帯広市で



移動体通信事業者(MNO)として新規参入するRakuten Mobile (楽天モバイル)は北海道で基地局を開設したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページではRakuten Mobileが開設した基地局数および設置場所が掲載されている。

基地局の開設から電波利用ホームページで反映されるまで多少の時間を要する場合があるが、Rakuten Mobileは2019年2月21日までに北海道で4局の基地局を開設したことが分かる。

具体的には札幌市白石区で1局、札幌市清田区で1局、帯広市で2局を開設しており、合計で4局となっている。

通信方式はLTE (FDD)方式の1.8GHz帯(Band 3)で、帯域幅は5MHz幅で運用できる。

これまで、総務省の北海道総合通信局管内ではRakuten Mobileの基地局が開設されておらず、Rakuten Mobileは北海道総合通信局管内で初めて基地局を開設したことになる。

Rakuten Mobileは2019年第1四半期より近畿総合通信局管内、関東総合通信局管内、東海総合通信局管内のいわゆる東名阪エリアで3,000局を超える基地局を開設してきたが、2020年1月からは東名阪エリア以外の日本各地でも基地局の開設を進めている。

すでに北陸総合通信局管内、四国総合通信局管内、中国総合通信局管内、沖縄総合通信事務所管内でも基地局を開設したことが分かっている。

Rakuten Mobileは移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスを楽天回線と呼称しており、2020年4月に楽天回線を商用化する計画である。

楽天回線の商用化に向けて日本各地で基地局の建設を実施している模様で、順次開局して電波利用ホームページにも反映されると思われる。

なお、楽天回線は商用化が遅れている状況で、無料サポータープログラムとして対象者を限定して試験的に携帯通信サービスを提供している。

総務省 電波利用ホームページ

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