BWAジャパンが大阪府高槻市で地域BWA高度化方式の無線局免許を取得
- 2020年02月29日
- Regional BWA
BWA Japanは大阪府高槻市で地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)の高度化方式の無線局免許を取得したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が電波利用ホームページに掲載した無線局免許状等情報から判明している。
BWA Japanは2020年2月26日付けで地域BWAの高度化方式の無線局免許を取得した。
取得した無線局免許は6局で、送受信所はすべて高槻市である。
監視制御所が東京都多摩市と記載されているため、UQ Communicationsのコア設備に接続すると分かる。
地域BWAは制度改正により従来のWiMAX方式と比べて高速な通信速度などを実現する地域BWAの高度化方式の導入が可能となり、地域BWAの高度化方式としてはLTE (TDD)方式と高い互換性を確保したAXGP方式またはWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(以下、WiMAX R2.1 AE方式)の運用が認められている。
周波数は2.5GHz帯を使用するため、事実上のLTE (TDD)方式のBand 41となる。
BWA JapanはUQ Communicationsのコア設備に接続することから、UQ Communicationsと同様にWiMAX R2.1 AE方式を導入する見通し。
なお、BWA JapanはSumitomo Corporation (住友商事)の完全子会社である。
これまでに、BWA Japanは東京都港区、東京都三鷹市、東京都武蔵野市、埼玉県さいたま市西区、北区、見沼区、南区、中央区、桜区、浦和区、岩槻区、緑区、大宮区、山口県下関市、大分県大分市で地域BWAの高度化方式の無線局免許を取得しており、近畿総合通信局管内では高槻市が初めてとなる。
近畿総合通信局管内では大阪府東大阪市で地域BWAに係る協定の最優先候補事業者に選定されたほか、京都府京都市では落選したことが分かっている。
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