ソフトバンク、SoftBank 5Gを3月27日に商用化
- 2020年03月05日
- SoftBank-総合
SoftBankは2020年3月27日にSoftBank 5Gを商用化すると発表した。
SoftBank 5Gは標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式に準拠したサービスである。
SoftBankが大容量のデータ通信を使う顧客向けに展開するSoftBankブランドにおいて、2020年3月27日よりSoftBank 5Gの提供を開始する。
対象の料金プランに加えて5G基本料に加入することで、SoftBank 5Gに対応したスマートフォンでSoftBank 5Gを利用できる。
5G基本料は月額使用料が1,000円に設定されているが、2020年8月31日までに加入すると5G無料キャンペーンが自動で適用されるため、5G基本料が2年間にわたり無料となる。
SoftBank 5Gの商用化に伴い、2020年3月27日よりSoftBank 5Gに対応したスマートフォンを順次発売することが決まっている。
SoftBankは総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より5G向け周波数としてサブ6GHz帯であるFR1の3.7GHz帯およびミリ波(mmWave)であるFR2の28GHz帯の割当を受けた。
総務省に提出した開設計画において3.7GHz帯では2020年3月頃、28GHz帯では2021年3月頃よりNR方式に準拠したサービスの提供を開始すると定めており、開設計画通りに2020年3月より3.7GHz帯でNR方式に準拠したサービスの提供を開始する。
なお、SoftBankは2012年2月20日に第4世代移動通信システム(4G)を導入した。
2012年2月20日より4Gと呼称することが容認されているLTE方式と高い互換性を確保したAXGP方式に準拠したSoftBank 4Gを提供している。
SoftBankとしては約8年ぶりに新世代の通信方式に準拠したサービスを商用化することになる。
参考までに、AXGP方式はSoftBankの連結子会社であるWireless City Planningが運用しており、SoftBankとしてはLTE方式に準拠したサービスをSoftBank 4G LTEとして2012年9月21日に提供を開始した。
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